FILM

幕間/ルネ・クレール 1924年

1916年にトリスタン・ツァラからはじまった「ダダ」の波は映画界にも押し寄せ、映画界でも「アヴァンギャルド映画」が誕生する事になるのであるが、その中でも有名なのがルネ・クレールの『幕間』。文字通り「幕間」に上映される事を意図された本作は、物語的には意味の無いものであるが、断片的なシーンの重なり合い、当時のあらゆるアイディア手法が画面の端々にちりばめられ、当時の「アヴァンギャルド」誕生の熱気が溢れている。また、当時のダダのグループであるマン・レイやデュシャン、ピカビアの出演も見逃せない点である。

解説:駒鳥文庫店主